謎・35:王子様は、何をしているの?!
シンデレラの足にガラスの靴がピッタリと合った、運命の瞬間。
その場にいたのは、誰だったでしょうか?
思い浮かぶのは・・・
継母。
意地悪なお姉さん達。
ガラスの靴を持ってきたお城からの使いの人。
以上? でしょうか?!
でも、なんだかふとした疑問が浮かびませんか。
この時、王子様はいったいどこで? 何をしているの??と。
この瞬間を一番待ちわびていたはずの王子様は、いったいどこ?!
川田雅直 著:書籍『世界のシンデレラ』(2019 PHP研究所)より
王子様はどこにいる?
そんな疑問を解消したい時は、「プリンセスミュージアムのシンデレラコレクション」を見てみましょう!
さて、コレクションの貴重な絵本を紐解いてみると・・・
フランスの『シンデレラ物語』では、王子様はお城で使いの者からの知らせを待っていました。
運命の瞬間を静かに待っていることができたなんて、落ち着いていますね。
さすが王子様。
でももしかしたら「ガラスの靴の持ち主が見つかった」との知らせにを聞いた時には、飛び上がって喜んだのかもしれません。
では、ドイツの『シンデレラ物語』の王子様は、どうしていたと思いますか?
実は、フランスの王子様とは違うことをしていたんです。
ドイツの王子様、いったいどこで、何を?
フランスの王子様のように、お城でおとなしく待っていることができなかったとか??
思いの丈を手紙に綴っていた?
なんだか落ち着かなくて走っていた??
占い師に見てもらっていたり?!
さてさて、いったいどうしていたのでしょうね。
お国柄なのか、作者の考え方の違いなのか・・・理由はわかりませんが、フランスとドイツの王子様の行動の違いにはちょっと興味深いものがありますよ。
ドイツの王子様がしていた事は?
シンデレラが見つかるまでの間、ドイツの『シンデレラ物語』の王子様がどうしていたのか?
その答えを知りたい!というあなた。
プリンセスミュージアムでは、現物の挿絵を見て答えを知ることができますよ。
ぜひ私たちの展覧会やイベント、シンデレラ研究家・川田雅直の講演などに参加して、答えを探しに来てくださいね。
他にも、今まで知らなかったたくさんのワクワクに、きっと出会えます。
実は、本によって様々に違いのある『シンデレラ物語』。
知れば知るほど、はまっていく魅力がたくさんあるのです。
ぜひ楽しんでくださいね。
原案/シンデレラ研究家 川田雅直
文・構成・デザイン/米山美穂
◆「シンデレラの謎と秘密」を読みたい方はコチラ
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