謎・36:個性的な作品を生み出す、あの国の『シンデレラ映画』とは?
「『シンデレラのストーリー』を、思い出してみてください。」
もし、そう言われて頭の中に浮かぶのは、どんなシンデレラでしょうか?
かわいいシンデレラ、
魔法使いの登場、
素敵な舞踏会・・・
などなど、きっと皆さんそれぞれに印象的なシーンがあるのではないでしょうか。
頭の中に浮かんだ『シンデレラ物語』。
どんな映像で思い浮かびましたか?
昔読んだ絵本の挿絵。
どこかで見かけたポスターの光景。
映画や舞台など、これまでに観たことがある具体的な作品を思い出して、頭の中に浮かべた方も多いかもしれませんね。
頭に浮かんだ映像は?
世界中で昔から多くの作家が作品にしてきた『シンデレラ』。
その中でも、多くの人にとって『シンデレラ』と聞いて一番有名なのは・・・やっぱりディズニーのシンデレラ、なのかもしれません。
2015年に公開されたディズニーの実写映画『シンデレラ』。
累計興収52億円を記録、観客動員は約415万人、興行収入&動員数とも2015年に公開された全映画でNo.1。
これだけの大規模な映画ですから、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。
そんなディズニーが、初めて『シンデレラ映画』を公開したのは1950年。
この時は、アニメーションによる映像作品でした。
世界の誰もが知っている名作童話を、技術の限りを尽くして長編アニメーションに作り上げた傑作とも言われています。
70年前の作品とは思えないその美しいアニメーションや音楽は、今観ても心をワクワクさせてくれます。
こちらの『シンデレラ』映画を見たことがある方も、多いのではないでしょうか。
「ディズニーのアニメーション映画が好き!」というファンの方も多いですよね。
ディズニー以前にあった『シンデレラ映画』
ディズニーがこの素晴らしいアニメーション映画『シンデレラ』を作る3年前。
実は冷戦の時代、「ある国」がシンデレラ映画を作り、上映していたことをご存知でしょうか。
この国が作ったのはアニメではなく、実写映画。
当時、ディズニーの国アメリカと対立関係にあったこの国。
「映画の父」と言われるフランスのリュミエール兄弟が、1896年に上映会をしたことが、この国の映画史の始まりと言われています。
1908年にはストーリー性を持った映画を制作。
1910年にはストップモーションを多用した初のアニメ映画を発表。
映画の歴史が古くからあるこの国では、ハリウッドとはまた一味違う独特の感性の映画作品がたくさん生み出されています。
その魅力にハマっている映画ファンも多いのでは。
あのかわいいキャラクターを生み出した国
さて、そんな国ディズニーよりも以前に作られた『シンデレラ映画』。
どんな作品なのか、観てみたいと思いませんか?
いったいどこの国が作った映画なのか?
そして、どんな個性の光る『シンデレラ映画』になっているのか?
とても興味が湧きます。
実はこの国では世界中で人気の「あのかわいらしいキャラクター」も生み出されているんです。
1966年に、児童文学家の絵本から誕生したこのキャラクター。
この国の人にとって国民的とも言えるこのキャラクターは、人形映画やグッズもあり、日本でもとても人気がありますよ。
・・・さて、どこの国かわかりましたか?
答えが知りたい!という方。
ぜひ私たちプリンセスミュージアムの展覧会やイベント、シンデレラ研究家・川田雅直の講演などに、見つけに来てください。
今まで知らなかった素敵なワクワクに、きっと出会えます。
それまで待てない!という方は、書籍『世界のシンデレラ』で、たくさんのシンデレラの謎と秘密に触れてみてくださいね。
お待ちしています!
原案/シンデレラ研究家 川田雅直
文・構成・デザイン/米山美穂
◆「シンデレラの謎と秘密」を読みたい方はコチラ
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