謎・34:アメリカン・カントリーの作者が描いた『シンデレラ』とは?
皆さんは「アメリカ生まれのキャラクター」を何個、言うことができますか?
一番有名なのは・・・やっぱり「ミッキー・マウス(1928年)」でしょうか?
古いものだと、
フィリックス(1919年)、
ポパイ(1929年)、
スーパーマン(1938年)、
バッドマン(1939年)、
バッグス・バニー(1940年)、
トムとジェリー(1940年)、
スヌーピー(1950年)、
ピンクパンサー(1964年)、
などなど・・・。
新しいものも数えたら書き出し切れないくらい、もっともっとたくさんありますよね!
アメリカの国民的カントリー・キャラクターとは
さて、ここで挙げたキャラクターよりもっと古くから、アメリカで愛されている国民的キャラクターがあります。
皆さんは、ご存知でしょうか?
絵本や、抱き人形で大人気となったこのキャラクター。
アメリカン・カントリーキャラクターの代表とも言えます。
生みの親は、作家・イラストレーターのジョニー・グルエル。
自分の母親が昔、遊んでいた人形を娘にプレゼントし、その人形を主人公にして娘に読み聞かせていた創作のお話を絵本にまとめた事で、このキャラクターが誕生しました。
ただ絵本が完成前する前に、娘さんは幼くして病で亡くなっってしまうという悲しい事実があるのですが・・・
悲しみを乗り越えて誕生したこのキャラクターは、1915年の誕生以来、5000万を超えるアイテムが存在しているほど、根強いファンがいるそうです。
カントリーテイストの『シンデレラ』
そんな大人気のキャラクターを生み出したグルエルも、実は1928年に『シンデレラ』を描いています。
もちろん、この大人気のアメリカン・カントリーキャラクターのテイストで。
なんとも愛らしいこのイラストで読む『シンデレラ物語』は、とても魅力的。
さて、このキャラクター、何か分かりますか??
とても珍しい、アメリカン・カントリー調の『シンデレラ絵本』。
きっとほのぼの、かわいらしいイラストで描かれているのでしょうね。
ぜひ珍しいこの絵本を見てみたいなぁ・・・と思っているあなた。
プリンセスミュージアムなら見ることができますよ。
私たちの展覧会やイベント、シンデレラ研究家・川田雅直の講演などで、ぜひご覧になってくださいね。
ぜひ、たくさんのワクワクに出会いに来てください、お待ちしています!
原案/シンデレラ研究家 川田雅直
文・構成・デザイン/米山美穂
◆「シンデレラの謎と秘密」を読みたい方はコチラ
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