一般社団法人シンデレラ芸術文化振興会:概要・私たちについて
【概要】
【活動の始まりは2004年】
2004年、国立成育医療研究センターでボランティア活動をしている方達と出会ったことが、私たちの活動のキッカケです。
交通費、昼食代、もちろん時給なども一切なく、病気と共に過ごす子どもたちとご家族のサポートやケアのために無償でボランティア活動をされる方々の姿を目の当たりにし、
自分たちにも何かできる事があるのではないかと考え、絵本の寄付、院内バザーへの寄付と企業への協賛依頼、草むしりなど、できることから行動に移していきました。
その後、当時の副院長 阪井裕一先生と出会いお話を伺ったことで、子どもホスピス設立のための啓蒙活動をしたいと思い「プリンセスミュージアム」プロジェクトをスタートしました。活動を続けるうちに賛同してくださる方が増え、プロジェクト開始から20年以上を経た2025年に社団法人を設立する運びとなりました。
【一般社団法人シンデレラ芸術文化振興会/設立日:2025年2月14日】
1852年2月14日、イギリス最古の小児専門病院「グレート・オーモンド・ストリート小児病院」が設立されました。
この病院へのボランティアは、ビクトリア女王、エリザベス女王、ダイアナ妃、キャサリン妃とイギリス王室でも長く受け継がれ、今では世界有数の小児病院になっています。
私たちの設立日も、奇しくも同じ2月14日となりました。
また、イギリスの作家のジェームス・マシュー・バリーは「すべての子どもたちが健やかに大人になれますように」と願いを込め、1904年におとぎ話「ピーターパン」の演劇公演を発表しました。
上演が成功するとバリーは、グレート・オーモンド・ストリート病院を訪れます。
そこには生命の危機に瀕し、大人になりたくてもなれない子どもがたくさんいました。
そこでバリーはピーターパンから得る収入を同院に寄付し、作品の著作権も病院に帰属させました。心温まる素敵な物語です。
私たちも成育医療研究センターのボランティアのお手伝いを始めてから22年になります。
その中で感じたことは、日本ではボランティだけを続けるのはとても難しいと言うことと
全国で活動している人たちの横の繋がりがない、という現状です。
8名の色々な分野のスペシャリストに理事になって頂きましたので、世界一のシンデレラやピーターパンなどのおとぎ話を活用し、子どもから大人まで楽しんで共感して頂ける持続可能な社会貢献ができるように活動していきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2025年2月14日
一般社団法人シンデレラ芸術文化振興会
(CINDERELLA ART)
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