再現ドレスのひみつ。

今回の展覧会で絵本の挿絵から再現衣装を製作してくださった

文化服装学院の先生と生徒のみなさん。


先日、先生達とゆっくりお話をさせて頂く機会があり、

再現制作について、いろいろお話を聞いてみました。


すると、、、実はとってもいろんなところに

こだわりを持って作ってくださっていたことがわかりました!


今回、制作して頂いたのは「1858年の絵本」の挿絵からの再現。

だから、「1858年当時の洋服を調べて下さったのかな?』と思いきや、、、


「ファッションの時代考証から見ると、

この絵のドレスは1700年代のものではないか」とのこと。

つまり1858年当時から見ても、

「昔のお話」としてシンデレラの絵本が描かれていたということ。


そこで「1700年代」の洋服の時代に合わせたデザインはもちろんのこと、

「作り方」まで当時の材料にできるだけ近い仕様で作って下さっていたのです!


たとえば、こちらの王子様の衣装。

このベージュのパンツ、

現在なら、ファスナーでササッと作ってしまえば簡単なのですが、、、

「1700年代当時にはファスナーなんて無い!!」ということで、

ボタンで着用するように作られています。


着せてしまえば見えないところなのにも関わらず、

こんなところにまでこだわって作って下さっていたなんて、

びっくり&感動してしまいました。

他にも、この青の色にぴったりの生地が既製品には無くて、

絵本のブルーに出来るだけ近い色になるように染めてくださったことや、


この舞踏会のシンデレラのドレス、たくさんのお花が付いていますが、、、

このお花の一個一個も、丁寧に染めていてくださっていたんです、、、!

こだわりのお話が尽きず、楽しい時間を過ごさせて頂きました。


「作っているうちに、どんどん色々な所まで気になってしまって、、、」

とおっしゃっていました。

やはり、プロのクリエーターさんのこだわりは凄いです!


そして、とても細かなところまで配慮して制作してくださっていたことに、
改めて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また、これからも何かご一緒させて頂けたら嬉しいです!

プリンセスドリーム展は11/29まで開催しています。